みなさん、こんにちは!
暑かった夏は過ぎ去り、涼しくなってきましたね。
秋はたくさんおいしいものがあるので、"食欲の秋"派のえだはうれしいです!
さて、以前こちらの「音で見る⁉」で、イルカたちのエコー検査(超音波検査)についてお話ししました。
今回はアシカのエコー検査についてお話ししたいと思います。
カリフォルニアアシカのユウキのエコー検査をしました!
まず、超音波の出ている所(プローブ)にエコーゼリーを塗ってから、ユウキの身体にプローブを当てていきます。
あれ、エコーゼリーってなんだろう?と思いましたか?
イルカの時には使われていなかったものが出てきましたね。
実は、プローブと体表の間に空気があると超音波が反射してしまい、うまく伝わらないのです。
その空気の隙間を埋めるために、エコーゼリーを使っているんです。
ちなみに、イルカの時は空気のない水中で行ったので、ゼリーはいりませんでした。
いざ!
ゼリーをつけたプローブをユウキのお腹に当ててみました。 あれれ、うまく見えないぞ…?
なんと、私が想像していたよりもアシカの毛は多かったようです!?
毛の間の空気によって超音波が反射してしまい、うまく見えないのです!
ゼリーをたっぷり塗ってみても、少ししか見えませんでした。
少し見えた腸はしっかりと動いていて、腸内の便がうにょうにょと押し流されていました(笑)
作戦変更し、ユウキには水中に入ってもらいました。
毛のないイルカに比べると見えにくいけど、陸上より水中の方が見える範囲は広がった!
けど、今回はここでタイムアップ。
これからもユウキとトレーナーと一緒にトレーニングを続けて、エコーでアシカの身体の中を検査できるように頑張ります!
えだ













